退屈しのぎ

好きなものを好きなだけ書く場所

コンビニをはしごする癖を辞めたい

 

コンビニが好きだ。

ちょっと高いコンビニスイーツを見るのも、新商品のポケットサイズのお菓子を見るのも、とても楽しくて好きだ。(もちろん買う。)

お弁当を作るのが面倒な日には、お昼を買っていくときがある。

サラダ的なものと、パン。サラダ的なものと、おにぎり二つ。などなど、大体の組み合わせは決めている。

でも、たまに欲しいものが決まらなくて、一度手にとってみたものの、結局しっくりこなくて棚に戻したりするときもある。2周3周、パンコーナーとおにぎりコーナーをぐるぐるする時がある。欲しいものがあって優柔不断なだけならまだ良い。今日と明日に分けて買えばいいし、欲張るならどっちも買ってしまえばいいから。

困るのは、どれもこれも微妙に感じてしまうとき。

その時は一度諦めて退店して、別のコンビニをはしごする。

この間、夜ご飯を作るのが面倒だったので仕事終わりにコンビニに立ち寄ったものの、欲しいものがなくて別のコンビニに移り、またそこでもピンとくるものがなかったのでまた別のコンビニへ移り、ようやく買い物を終了させたことがあった。

何を買ったかは忘れたし、多分そんなに珍しいものでもなかった気がする。

そこでふと思ったことが、(こんなにコンビニはしごしてまで、食べたいものってある?)ということである。厳密に言えば、どうしても食べたい!と目当てのものがあってコンビニをはしごするならまだわかるけれど、ただ漠然と夕飯を求めているのに、気分ではないからと別のコンビニへまた別のコンビニへ、と移っていく自分の行動に違和感を感じた。

もしかすると、世の中のコンビニを利用する者たちは、みんなその瞬間にしっくり来るものがなくても、その時の気分に一番近いものを選んで買っているのではないか。わたしのように、わざわざ2つも3つも店を移動してまで夕飯を求めることはしないのではなないか。そう思った。

別に食べたいものがあればそれを心ゆくまで求めるのは悪いことではないと思うが、わざわざはしごしてまですることかと言われたら、決してそのようなことはない。1軒目に入ったコンビニに目ぼしいものがなくとも、今日はこれにするか、と諦めることができる大人にこれからはなりたいと思った。

 

ところで、コンビ二で3品以上を買うことにいまだに罪悪感を感じるのですが、同じような人はいませんか。